基盤的分野
がん医療の共通言語を身につける
現在、がんをめぐる医療は、診断、予防、外科療法、化学療法、放射線療法、免疫療法、末期・終末期治療など多様な側面を持つにいたっています。これらすべての面において、一人の医師が担当することは非常に困難です。そこで、各人が専門性を分担した医師を中心としたチームがエビデンスに基づいた治療を行うこととなります。
一方で、がん医療にたずさわる人間に「共通言語」がなければ、患者中心のチーム医療を行うことができません。そこでの専門医を目指すみなさんには、まず、がん医療の共通言語となる部分を幅広く学び、次いで自身の専門性とする分野を深めていくというステップを踏むことになります。この共通言語にあたる部分を学ぶのが、本eラーニングの共通科目です。
共通科目は、「臨床腫瘍と生物統計学」、「生命倫理と法的規則」、「基礎腫瘍学」、「臨床腫瘍学概論」、「緩和医療学」、「精神腫瘍学」、「医療ケアとチーム医療、腫瘍社会学、患者教育」という7分野、合計62科目を学ぶことができます。
共通科目を学ぶことは、日本がん治療認定医機構のがん治療認定医の資格の取得、更新に大いに役立つことでしょう。
関連科目
臨床研究と生物統計学
- 臨床研究と倫理
- 臨床第Ⅰ相試験、第Ⅱ相試験
- 臨床第Ⅲ相試験、メタ解析
- その他の臨床研究、臨床試験
- 医療統計学
- バイオインフォマティクス
生命倫理と法的規則
- がん対策基本法
- 医療倫理に関わる規約・法律・指針/職業人としての規範
- 生命維持と法的規制
- 臨床研究の倫理と利益相反(COI)マネージメント
- がん診療のインフォームドコンセント
- 医療事故をめぐる法と倫理
- 遺伝子解析研究と倫理
基礎腫瘍学
- 腫瘍生物学
- 腫瘍免疫学
- 腫瘍病理学
- がんの発生と予防/化学予防
- 悪性腫瘍の疫学
- がん検査医学
- がんの画像診断
- 医薬品開発
- トランスレーショナルリサーチ
- がん検診の基本的な考え方
- 放射線生物学・放射線被ばく
臨床腫瘍学概論
- 腫瘍内科学概論
- 腫瘍外科学概論
- 放射線腫瘍学概論
- Oncologic Emergency(がん救急)
- 有害事象と支持療法
- 代表的疾患の標準治療
上部消化管がん
- 代表的疾患の標準治療
下部消化管がん
- 代表的疾患の標準治療
肝・胆・膵
- 代表的疾患の標準治療
乳がん
- 代表的疾患の標準治療
造血器腫瘍
- 代表的疾患の標準治療
肺がん
- 代表的疾患の標準治療
泌尿器がん
- 代表的疾患の標準治療
婦人科がん
- 代表的疾患の標準治療
皮膚がん/骨・軟部腫瘍
- 代表的疾患の標準治療
小児がん
- 代表的疾患の標準治療
頭頸部がん
- 代表的疾患の標準治療
脳腫瘍
緩和医療学
- 緩和ケア概論
- 包括的アセスメント
- がん性疼痛の評価と治療
- 消化器症状
- 呼吸器系症状
- 効果的なコミュニケーション
- チーム医療
- 地域医療連携
精神腫瘍学
- 精神腫瘍学概論
- がん患者の精神症状(つらさとせん妄)
- がん医療におけるコミュニケーショントル
- 家族・遺族への精神的ケア
- 終末期ケアに関する諸問題
医療ケアとチーム医療、腫瘍社会学、患者教育
- チーム医療の重要性と在り方
- がんと看護
- がんと薬理学
- がんとリハビリテーション
- がんと栄養学
- がんとソーシャルワーカー
- がんと心理支援(カウンセリング)
- 患者教育