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緩和ケア分野

つらさに焦点をあて、幅広い総合性、学際性をもったアプローチ

がん対策基本法の成立により、大きな注目が集まっているのが、緩和医療です。からだのつらさ、気持のつらさを対象とし、職種の枠を超えたチームアプローチを行う緩和ケアでは、生きることと死ぬことを考えるという社会学や倫理学も内包した総合性、学際性が緩和医療を特徴づけています。

緩和医療の専門医の働く場として、がん診療拠点病院をはじめとする基幹病院での緩和ケアコンサルテーション診療、ホスピス・緩和ケア病棟、在宅ケアにかかわる診療所医師が主なものです。
資格としては日本緩和医療学会の認定する緩和医療専門医があります。

この分野の学習には、医師に対する緩和ケア教育プログラム(PEACE)も参照するとよいでしょう。

緩和ケア分野

関連科目 共通科目

  • 臨床研究と生物統計学(6講義)
  • 生命倫理と法的規則(7講義)
  • 基礎腫瘍学(11講義)
  • 臨床腫瘍学概論(17講義)
  • 緩和医療学(8講義)
  • 精神腫瘍学(5講義)
  • 医療ケアとチーム医療、腫瘍社会学、患者教育(10講義)

詳細については、基盤的分野のページを参照

関連科目 専門科目

緩和医療分野

  • 死が近づいた時のケア
  • 在宅医療と地域連携(退院支援)
  • 症状マネジメントⅠ(疼痛)
  • 症状マネジメントⅡ(消化器症状)
  • 症状マネジメントⅢ(呼吸器症状)
  • 症状マネジメントⅣ(腎・尿路系症状)
  • 症状マネジメントⅤ(神経系)
  • 症状マネジメントⅥ(体腔液のマネジメント)
  • 疾患および症状の管理(スピリチュアルペイン)
  • 終末期をめぐる倫理的諸問題
  • チームワークとマネジメント
  • 緩和ケアにおけるコンサルテーション
  • 苦痛緩和のための鎮静

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